主催は「つゆき順一後援会」ということだったのですが、会場に着いてびっくり。
キャパ450の開成町福祉会館が満員なのです。
露木町長の地元開成町での圧倒的な人気のほどが分かります。

第一部はお歴々のご挨拶、その後、会場のセッティング替えの間、緞帳の前に現れたのは我が友・藤崎智子さん。
彼女は「ゆる体操」のインストラクター。
先日初めて露木さんに出会い、この日の特別参加を要請されたのだそうです。

満員の会場の皆さんを立たせて!

持ち時間は10分。

さて皆さん、体はほぐれましたでしょうか?この「ゆる体操」のことは又の機会にご紹介したいと思います。
さて、第二部ということで露木順一町長と加藤憲一市長の「徹底討論」が始まりました。
ホスト役として露木町長が元NHK記者という特性(?)を生かし、聞き役として話をリードして行きます。
のっけに※1「下水道問題は・・・?」と直球を投げ込むと加藤市長は苦笑しながらも下水道料金値上げ提案撤回の理由を述べられました。※2
端的に言えば「より広範な議論を重ねることで合意形成を目指したい!」ということのようです。
露木町長はその話題はさらりとかわし、次に「加藤市長は市制において、何を目指しているのか?」「二市八町の広域合併をどう思うのか?」などなどの質問を舌鋒鋭く繰り出し、加藤市長が答えると「もっと端的に!」「もっと具体的に!」「もっと短く!」などと、言い方はユーモアを交えてソフトな割には辛らつな質問が続きました。
加藤市長は、それぞれの質問に丁寧にお答えするですが、これは誠実で良いことなのかもしれませんが聞く側にとってはかったるい!・・・言い方は悪いですが政治家特有の玉虫色発言にも思えてしまうところを露木町長は鋭く突っ込みます。
加藤市長を昔から知る人間にとっては、彼が市長になる前、民間のシンクタンクなどの仕事にたずさわった経験も含めて、他者の意見を総合的に鑑み、誠実に対応してゆくというのが彼のスタイルでもあることを知っているのですが、露木町長は、「それだけではまつりごとは出来ない!政治家はもっと端的に自分の意見を表明しなければならない!」と、外野である私たち小市民が日頃思っていることを見事に大衆の面前で指摘してくれたのでした。
これは、露木町長が、加藤市長の内実、誠実さ、実力に対する全幅の信頼があって初めて為しうる直言であったと、感服いたしました。
あっという間に時間が経ち、会場の皆さんも、もっと聞きたいことも山々のようでしたが、この会は閉幕いたしました。
会を終えて振り返ってみれば、この会は「足柄地域の未来」を考えるふりをした「加藤市長を叱咤激励する会」だったのではないか?と愚考する次第でありました。
もちろん露木町長は、それこそが「足柄地域の未来」に深く関わることを認識されているからこそ企画された討論会であったと思います。
この二人が組んだら面白いな~!(自説ですがご同様の方も多いと存じます)
お二人の県西地区でのご活躍を心からお祈り申し上げます。
もう一点、露木さんの凄さは他人を巻き込むことが非常にお上手だということ。
人って、上手く巻き込まれると木にも登ってしまうものだと言うことをよくご存知なのだと感じます。
見方を変えればそれは人心掌握術に長けてるということでもあるのでしょうか。
政治家にとって必須の才能だと思います。
これは加藤市長に是非獲得して欲しい才能です。
何でも自分で背負い過ぎです。
さて、「加藤憲一後援会」はこのくらいの事(企画&動員)が果たして出来るのだろうか?・・・そこが今後のキモですね!
※2:「
加藤けんいち日記」※1:「
ひやま智子の日記」※1:「
チャレンジャー・ナオミの日常」