日々徒然

創作家具 安藤和夫

ギリヤーク尼崎という事件!

六角橋商店街の片隅にしつらえられた会場に到着し、荷物をほどくギリヤーク尼崎さん。
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初めてのヒトは何が起こっているのか、きょとんとしているが、すでに始まっている!

観客の前で化粧をはじめ、衣装に着替え・・・
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静かに緊張が高まってゆき・・・

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カセットのスイッチを、万感の想いをこめて・・・押す!

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津軽三味線の音にあわせて・・・踊る!

昔、横浜に住んでいた頃、ギリヤーク尼崎さんを追っかけていた。

パフォーマンス(語弊があるが)があると駆けつけていた。

10月10日の体育の日(当時)新宿西口には必ず行っていた。

通っていると見覚えのある顔がいくつもあることに気がつく、やはり、追っかけの人たち。

黒田老師も始めてみたのはこの列の中でした。

終盤には一緒に踊りだすのも・・・恒例!

踊り(かな?)の最中、雨あられのおひねりが飛ぶ。

そうか、お芝居や小屋がけの芸にはおひねりがつき物だね!

と、小生も千円札に小銭を重しとして入れて投げる。

常連さんの中には千代紙のような紙を大量に持参し、周辺のヒトに配っているヒトもいる。

これにお金を包んで投げろという親切極まりないオバサンだった。

何度か通っているうち、ついに自分の名詞を差し出すまでになり、そのうち、年賀状をいただくようになった。嬉しかった。

ギリヤークさんの住所は「○○荘」という期待を裏切らないところにお住まいだった。

小田原に越してきてから縁が途切れてしまった。

3.11のあと、東北の港で一人、祈りの踊りをささげているユーチューブを発見し、感動がよみがえった。

ネットのおかげで断片的に活動を追っていたあるとき、横浜六角橋商店街に来ることを知る。

銀座での個展の会期中であったが密かにスケジュールを調整し、銀座の帰りに寄ることが出来たのでした。

おまけに主催者も旧知の横山君、石原さん。・・・ありがとうございました。

さて、演目は続く!・・・
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東日本大震災で亡くなった方々への祈り!

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毎度恒例となった観客を巻き込んでの踊り!

前列で写真を撮っていた女性も狩り出される。

なんと、自身も手回しオルガンパフォーマーの紀あささん。

後から話を聞けば彼女も追っかけ、東北にも行っていたらしい。

83歳の体全体を使っての芸は、見るものに圧倒的な記憶と感動を残してこの日は終わったのでした。

ギリヤーク尼崎さん、何時までもお元気で踊り続けて・・・と言いたい気持ちもあれど・・・少しお休みなさっても・・・とも思う・・・複雑な心境です。

六角橋商店街、どっきり闇市、実行委員の皆々様、ヨコちゃん、イシハラさん、ご苦労様でした!


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近くにいたのに・・・

残念

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