日々徒然

創作家具 安藤和夫

コンソールテーブルという“しつらえ”の提案!

コンソールテーブルが好きです。
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拙作「コンソールテーブル:横浜高島屋美術画廊。

最近、複数の方から「コンソールテーブル」のお問い合わせがありました。
拙作をネットでご覧になったということでした。

本来的に言うと玄関ホールなどに置いて上には花瓶を置き生花などを飾って来訪者をお出迎えする什器ですね。もちろん居間の中央に置かれることもあります。

私はかねてより「しつらえ」を重要なテーマとして家具を制作して参りました。

和の空間であるのならば「床の間」がその場としてあらかじめ設備されています。

ではマンションの一室だったり、洋間であったり、あるいはコンクリート打ちはなしのクールな空間であった場合!

そんな想定の上で「しつらえの場」を思うい浮かべるのは楽しいものです。

その答えのひとつが、私の造る「コンソールテーブルです。

日本人の持つ感性のなかでも特筆すべきものとして「季節感」があると思います。
そしてそれを積極的に住環境の中に取り入れてゆく。そのステージとしてコンソールテーブルはうってつけなのです。

 花活けに季節の野の花を挿して!
 十五夜にはススキとお団子を飾って!
 季節を感じる洋風床の間としても有効です。

もうひとつ、別のタイプのコンソールテーブル。
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 このコンソールテーブルは横浜市中区日本大通り「ギャルリ・パリ」さんにございます。

コンソールテーブルの中央部のアップをFB「創作家具 安藤和夫」ページ(リンク)のカバー写真に使っています。
楕円の縦で25mmくらいでしょうか、ここは胡桃材です。洋風なイメージですが脚部と甲板との木組みは「三方留め接ぎ」、指物の技法でジョイントしています。

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