日々徒然

創作家具 安藤和夫

棚・・・あれこれ!

棚が好きです。
違い棚_4133
棚に於ける様々な要素のうち、最も象徴的な仕掛けが「違い棚」だと感じます。




そして「違い棚」の上下を繋ぐ「束柱」を外すとどうなるか?・・・実験したのがこの作品です。
akougou_4134_8124.jpg
束が無いため、空気がするりと吹き抜けてゆきます。

a違棚&厨子ステアーズ_4525
束の代わりに「小抽斗」を付けました。
そして「筆返し」を取り去りました。・・・これも冒険です。

aZZa074_8126.jpg

古典に学ぶため「修学院離宮」の「霞棚」をスケールダウンして造りました。
aDSCN3035 (4)_8129
模型ではありませんので、細部の縮尺は無視し、この大きさでの見た感じを優先しました。

細部に省略と新解釈が込められています。

そして今、新しい棚にチャレンジしています。
追ってご報告いたします。

木工の仕事は複数の仕事を並行して動かしてゆきます。
一気に仕上げる必要のある時は短期間に畳みかけるように仕事しますが、細部の一塊ずつを仕事し、少しほっておいて再びみると今まで見えなかったところが見えてきたりします。・・・ここがキモです。
「時に晒す」と自分では申しております。・・・この時間が数日であっても100年の時を想定している時もあるのです。
 
特にこの「棚」というものは実際に造るところを「実」とすると、それによって切り取られた空間「虚」がとても重要になってきます。
ほとんど目的はそちらに移行するかもしれません。
この虚、つまり空気を造っているような仕事が「棚を創る」という事なのかもしれません。




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